「ラピュールはじめて物語」第9話
2013年10月21日15:48

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シリーズ「ラピュールはじめて物語」
第9回 おかげさまでこのシリーズも、9回目です。
これからも応援をよろしくお願いします。

前回、ハウスクリーニングの会社を立上げ、そして、その会社を閉めなくてはならなくなった事を書きました。そしてその失敗から学んだ事は今のラピュールに活きていると結びました。
それでは、今回はその続きのお話しです。 「失敗から学んだもの」それは、シンプルでごく当たり前だけど、実は、とても大切なことでした。やはり「本業が一番大切」だということです。 ハウスクリーニングの仕事は、どこか「自分には合わないのではないか。」と思ってやっていたせいか、反省すれば、自分の経営の采配に、腰の引けたところがあり、人任せにした事も多くありました。成績が悪化した時、実を言えば、無理をすれば続けて行くこともできたのです。が、私はそうしませんでした。

このままハウスクリーニングで損をしたら、ラピュールサカエに悪い影響が出ると思い、思い切って、ハウスクリーニングの会社を閉めたのです。
その時、私の胸にあった事は、ラピュールサカエが一番大事だということ。そうあらためておもいました。本当に悔しかったけども、もともと自分の身から出たさびです。スパッと切り替えていこうと思えました。「もう一度原点に戻りやり直す」そう決めたのです。 普通の主婦が、何も無いゼロから初めて、沢山のお客様やスタッフと触れ合った、ラピュールを、失うことはできないと思いました。

自分が本当にラピュールサカエを大切にしていることを、この失敗があったからこそ、気がつけたのではないかと思います。
人は、自分の本当の気持を忘れがちです。経営者は事業を拡張し、沢山のアイディアを形にして、スタッフと一緒に新しい「夢」を追いかける事が仕事の喜びであり、醍醐味でもあります。しかし、新しい事業に本当に自分の真心があったのかと言われると、違ったのではないかとも思います。自分の本当にやりたいことではないのではないかという、自分の気持ちを無視して、数字を追った結果、うまくいかないのは、当然だったのです。

転職してまで応援してくれた望月(現社長)には、悪いことをしたと思いつつも、原点に返り、心機一転、ラピュールサカエの仕事に専念をはじめる事にすると、今まで忘れていた気持を取り返す事が出来ました。自分にあった本当にしたい仕事をする喜び、大切なお客様との触れあいで目が覚めたのでしょう。そして、至らなかった事、もっとお客様のために良くしたい事が、沢山見えるようになりました。

そうして、ラピュールサカエのサービス向上への道のりがまた始まったのです。
失敗で失ったものもありましたが、かけがえのないものを得たとも思います。 それは、自分が本当にラピュールサカエを愛していて、この仕事が一番大事だと心に決められた事。浮気は良くありませんね。

そして、苦しい時に最後まで必死に頑張ってくれた、望月社長との日々です。私が順風満帆で困ってなければ、ラピュールサカエに入社していなかったかも知れません。我が息子でもある社長ですが、苦楽を共にしなければ、社会人としての彼の人格、彼がどんなビジネスポリシーをもった人間なのか、分からなかったと思います。

1つの事業を失敗し、今、本当に乗り越えたかどうかは、正直分かりません。今思い出すのもつらい事もあります。しかし、失敗から学んだ多くのことは、私にとっても、望月にとっても、本当に大切な経験でした。

 

(望月信子)

社長と会長

  

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